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ハリケーン・スタン情報


高知新聞に支援のお願いの記事が掲載されました


生産者からの聞き取り情報はこちら↓
サンマルコス被災後の様子

被害の状況
2005年10月末
サンマルコス県の被災状況について聞き取りを行いました。
(詳しくはコミタンシーヨ村の生産者のページをご覧下さい)
2005年10月23日(日)
ここ数日、グアテマラやホンジュラスの新聞報道に目を通すが、目に見えてハリケーン・スタンの被害についての報告記事が減ってきています。たまに報道されるテーマの多くは国際支援の援助金についてばかりで、政治がらみのことばかりです。まだまだ多くの住民が被災し、救助の手も十分に差し伸べられていない中だというの。やはり報道で得られる情報には限界を感じるし、被災地域が主にインディヘナが多く住む地域であるということが大きく取りあげられない理由なのかな、と思ってしまいます。
2005年10月19日(水)
サンマルコスの生産者と連絡が取れました。
グアテマラ在住の知人やサンマルコスで活動を行っているメリノールの会のシスターたちを通じて、サンマルコス県の情報が一部伝えられました。サンマルコス県県都に隣接するサンペドロ市在住でサンマルコス工房を営むビニシオ氏はご家族とも無事が確認されました。ハリケーンの被害も少なく、現在は通常の生活に戻りつつあるとのことです。しかしながら、首都からサンマルコス市・サンペドロ市の両市への主要道路は崩壊しているところもあり、連絡を取ることも難しい状態です。また、サンマルコス工房に布を納品しているタルティミッチ村などの生産者グループの安否の確認は道路の崩壊や交通機関の麻痺により、まだ確認は出来ていないそうです。現在はメリノールの会のメンバーが周辺の村を徒歩で回って状況の確認を行っているとのことです。
ハリケーン・スタンに続いて中米・カリブ地域に発生しているハリケーン・ウィルマは主にキューバやユカタン半島、フロリダ半島などの大西洋岸の地域を通るため、グアテマラへの直撃の可能性は少ない。しかしこれにともなう雨量の増加による被害の拡大が懸念される。
(ハリケーン情報、ホンジュラス/HERALDO紙より)
グアテマラ・ウエウエテナンゴ県クイルコ市ではいまだに救援物資が届かず、地域住民は汚れた川の水を飲料水・炊事を初めとする生活用水に用いている状態が続いている。この川はハリケーンの影響で土砂の泥濁がひどい上、動物や人の死体もまだ撤去されておらず、住民の衛生状態に対しての不安が募っている。
(グアテマラ・・Prensalibre紙より)
2005年10月16日(日)
「ハリケーンによる甚大な被害は事前に防げたのでは?」とグアテマラ国内では意見が出ている。というのは、今までグアテマラにおいて緊急災害時のハザードマップが作られている事実があるのだが、それらを基に具体的な対策が講じられていな買ったからである。
2003年にはグアテマラ国土地理省は日本(JICA、国際協力機構)の技術協力で自然災害による地滑りなどの危険性を示した全国の主要都市のハザードマップを作成した。それまでにも1995年のハリケーン・ミッチーの被害を受けて太平洋岸地方における津波被害の可能性についての調査や、2001年にはアメリカ政府の協力をうけて国内の火山噴火による被害の可能性についての調査がなされている。
しかし毎回の調査や研究の成果をグアテマラ政府がそれらの被害予防対策の考慮に入れることは稀で、今回のハリケーン・スタンの惨状に至っている。
「この国にはたくさんの調査や研究がなされている。しかし政府がそれらを運用して改善する意欲がないため、現状は改善されないままである」というのが批評家達の意見である。
(グアテマラ・Prensaliber紙より)
2005年10月15日(土)
「孤立化する集落の増加」。その後の降雨によって、主にキチェ県やケツアルテナンゴ県、ソロラ県、ウエウエテナンゴ県、サンマルコス県の集落への道が寸断、崩壊が起こっており、救助の手が届かない状態である。またサンマルコス県とケツアルテナンゴ県の海岸地域・高地の全県にわたってたくさんの橋も崩壊しており、連絡自体が取れないので、どういった状況なのかも把握できない状態が続いている。
 サンマルコス県の海岸地方の町、オコスでは先日ようやくアメリカ合衆国から派遣されたヘリコプターが到着し、国際医師団と赤十字によって医療品がとどけられた。
 しかしウエウエテナンゴ県の町クイルコでは未だに救助がとどかず、基本的な水や食料の不足から川の水などで飢えや乾きをしのいでいる状態が続いている。
 グアテマラ政府は道路整備を行うべく、国内にある重機やトラックの手配をはじめた。
(グアテマラ・Prensalibere紙より)
2005年10月14日(金)
「その後も降り続ける雨によって被害の拡大のおそれがある」。首都グアテマラシティーは10月1日より降り続けている雨の害もなく、平常の静けさを取り戻しつつあるが、地方はそれによる被害の拡大が懸念されている。今までの調査でグアテマラ国内で最も被害を受けた県はソロラ県、サンマルコス県の両県で、道路の寸断や崖崩れなどによって未だに救助の手が届かない村々は孤立・孤島化している。アメリカ合衆国はヘリコプターを数台出動して生存者の救助に当たっているが、未だ多くの被災者が救助を待ちわびている。
 グアテマラ保健省によると、被災地域では衛生状態の悪化から下痢、皮膚病をはじめとする伝染病の発生が懸念されている。
 グアテマラ政府の発表では、これまでに確認された被害は死者約2000人、直接的に被害を受けた人1千5百万人、行方不明者828人、けが人231人、間接的な被害者2百万人、14万266人が762の避難所で避難生活を送っている。
(ホンジュラス・HELARDO紙より)
2005年10月13日(木)
中米のハリケーン・スタンによる被害の拡大を受けて、キューバ政府はさらなる医師団をグアテマラに派遣することを決定した。1週前に既にグアテマラ・エルサルバドル・メキシコにそれぞれ200名の医師団を派遣したが、グアテマラの医療状況は緊急性かつ不足状態なので、さらに追加で276名の医師を派遣することになった。現在グアテマラにはキューバから476名の医師が到着し村々を巡回しているが、これは1998年に中米一帯を襲ったハリケーン・ミッチーの時と同程度の数値である。
(ホンジュラス・HELARDO紙より)
2005年10月12日(水)
グアテマラ政府は先日公式発表した死者数652人に加えて、土砂災害で崩壊したバヌバフ村で行方不明となっている約1400人も既に亡くなったと考えられるという見解を示した。これにより、今日までにグアテマラ国内でハリケーン・スタンの被害で亡くなった死者数は2000人にものぼることになる。
崩壊したバヌバフ村はグアテマラの観光名所アティトラン湖のほとりにあるサンティアゴ・アティトラン市の中に位置する。バナバフ村は土石流に飲まれてしまい、遺体回収も困難な状況にある。さらに衛生状況の悪化による病気の蔓延を防ぐために、「村全体を墓地にするしかない」とグアテマラ政府は方針を打ち出した。
 グアテマラ全体の被害状況は、死者およそ2000人、被災者136,609人、避難している人107,833人、515の村で5,352棟の家屋が崩壊している。
 グアテマラ政府と国連は国際援助機関を通じて2千百50万ドルの支援金を要請している。
 また、ハリケーン・スタンによる近隣国の被害は、メキシコで死者42人、エルサルバドルで死者72人、ニカラグアで死者11人と公式発表された。
(ホンジュラス・HELARDO紙より)
2005年10月11日(火)
2005年10月4日前後、中米西部を襲ったハリケーン・スタンの影響により、グアテマラ全土に大きな災害がもたらされてます。10月11日現在、グアテマラ当局の情報によると死者652人、行方不明者398人、被災者の数は3百50万人に登っております。また、各主要幹線道路をはじめとして、村々への道も寸断されているので被害の全体像もまだ把握できていない状況です。
現在各国からの援助の手がさしのべられていますが、物資の不足は深刻化しており、また幹線道路の崩壊により地方各地への物資の運搬は困難となっています。
(ホンジュラス・HELARDO紙より)
■各団体で義援金を募っています
開発と権利のための行動センタ− http://homepage3.nifty.com/CADE/
日本ラテンアメリカ協力ネットワーク http://www.jca.apc.org/recom/
■詳しい現地情報はこちら
グアテマラのメジャー新聞 Prensalibre
  http://www.prensalibre.com/
Guatemala Mudsliders, Floods kill  (yahoo newsグアテマラの被災写真178枚掲載)Hundredshttp://news.yahoo.com/photos/ss/events/wl/100805guatemalamud/
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